師範の呟き【物】<エルメス>のティディベア柄のスカーフ

80年代の半ばから90年代の終わりぐらいまで、アタシのテディベア好きは留まるところを知らず、アンティークの家具、玩具店の看板……と凝りまくっていたのです。このスカーフもそんな経緯で手に入れたものであることは言うまでもありません。さてこちらのスカーフ、首に巻くためではなく、額装しようと思って購入したもので、早速馴染みの額縁屋に持って行ったのです。すると、「ピンと張るためには四隅を切る必要がある」と。ということは、この時点でスカーフの使命を終えるということを意味するのですよ。当初の目的が額装だから、それはそれでいいはずなんだけど、なぜか解せなくてねえ。そんな訳で「考えて出直します」と店を後にしてそろそろ四半世紀になります(大笑)。可愛い奴なので箱に入れて大事に保存、しかないね。