師範の呟き【服】 <チューブ>のハンドニット

「TUBEはニットのホームラン王です!」と80年代の雑誌「POPEYE」に記されていた記憶がありますが正にその通り。<チューブ>のニットは、それまでのセーターの常識を新たにしたといえましょう。

紹介するのは確か1983年に販売されたもので、背中の編み模様は1984年のロサンゼルスオリンピックがモチーフで、その開催の前年に発売されたものだったと記憶しています。横編み械を使って、緩く編まれているから今となってはかなり伸びてしまっているけれども、それも味のひとつでしょ。因みにこれはアタシにとっては大のお宝ですから100万積まれても売りませんよ。