師範の呟き【服】<Re DENIME>のパッチワークシャツ

ここ数ヶ月服の整理をしています。アタシも60才をすぎましたから、着るものと着ないものを分けないとと思うのです。

2月の挑戦で、KTさんが投稿された通り、こういう作業をしていると新しい発見があります。これまで箪笥の肥やしになっていたものに突然光が当たる。正にこのシャツがそれでした。

購入したのは1990年代後半で、当時アタシは神宮前2丁目でショップをやっていたのです。近所に知り合いの店がオープンしたと聞いたので、ちょいと覗きに行きました。当時は今のように世知辛くない世の中でしたから(笑)こういうときはご祝儀で何か買って帰る、それが粋な旦那衆というもの。

そんな訳で買ったものですが、結構お気に入りだったのですが、着ているうちにパッチワークの縫い目が、ひとつ、ふたつと解けてきまして。なかには生地そのものが薄くなって、破れてゆくものも

そこで、傷んだ箇所に手持ちの素材を充てがって、新たにパッチ! こうしてみると原型とは随分違うものになりましたが、これはこれで良いじゃない!!  と自画自賛。袖を通してみるとこの派手さが新鮮で、この春から一軍復帰決定となりました。