師範の呟き【物】唐津のアーティスト作 ビアマグ

monoマガジン」は月刊から隔週刊になる1980年代半ばから2010年代まで、長く仕事をさせて頂きました。その要因となったのが2代目編集長に就かれた土居輝彦氏の存在です。同誌は氏の元でグーンと部数を伸ばし、物雑誌のパイオニアの地位を確かなものとしたのですが、実はこの土居編集長とアタシはとても馬が合いましてねぇ。一緒に仕事をするのがとても楽しかったのですよ。

あるとき、土居氏の親戚にあたる人物をご紹介いただいたのですが、この方がかなり格好良くて、九州のサーフィン会ではカリスマ的な人気を誇る人物なのだそう。紹介するビアマグはそんな氏をリスペクトする後輩作で、同誌で唐津へ取材にお邪魔した時に頂いたものです。

ビアマグといっても持ち手はないし、容量も大きくありませんが、美味いんですよ。やっぱ陶器でいただくビールは、一味も二味も違いますねえ。それにしてもこのプロポーションがとてもチャーミングで最高なんです。