師範の呟き【音】「恋のナイト・フィーバー」 by ビージーズ
https://www.youtube.com/watch?v=eWtDFGJGg-Y
77年の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』は、ロードショーを観に行きました。日本では映画よりレコードが先行発売されたはずで、映画のほうが後だったと思います。この曲はアナログ盤も、CDも持ってますけど、サントラがとにかくイイですね。この曲と「ステイン・アライブ」「アイ・キャント・アヴ・ユー」あたり、いい曲が多いですよ。「モア・ザン・ア・ウーマン」なんて大ファンキーなタヴァレス版も入っててる。DISCO中盤あたりでかけると盛り上がりますね。
映画でバンド名を知ったビージーズはちょっと先輩も世代で、アタシらからすると一線を退いたバンドのイメージだったですね。実際に、このあとはソロでそこそこ売れたようですが、バンドとしてはパッとしない、ここで燃え尽きちゃった感じです。まぁ思い起こせば、映画の内容もなんだかありがちというかなんというか、誰でも書けそうな台本でしたねぇ。若かったから見れたんでしょうねぇ。
しかし後年になって知ったんですが、主演のジョン・トラボルタが着ていた白いスリーピースにネイビードットのネクタイ姿は、ジョルジオ・アルマーニなんですってね。ブランドのスタートが75年だから、ちょうどデューしてすぐの頃。それまでバルバスやチェルッティで名を馳せていた彼が、独立してすぐ手掛けた映画衣装なんです。80年の『アメリカン・ジゴロ』より前だったんですが、これぞまさにコンチでしたね。