師範の呟き【音】「誘惑のブギー」 by バカラ

https://www.youtube.com/watch?v=xflKBoxh7DU

Discoの曲っていうのは歌詞がよく分からないものが多いのですが、英語ができない人でもなんとなくわかるっていうのが大事なんだと思います。あんまり難しいこと歌ってないし、ノリがよければOKみたいな。それにこの頃は、英語がネイティブじゃないアーチストがいっぱいでてましたし、英語じゃない曲もありましたね。『ジンギスカン』とか英語バージョンより、オリジナルのドイツ語版のほうが耳障りがいいとかね。

この曲もそんな一曲かな、と。ムード歌謡みたいな入り方は一瞬「これDisco?」と思いますが、フランス語なまりの英語には、なんともいえない味があります。サビの部分はまるで中学生の英語みたいに棒読みだから、これが逆に日本人にもわかりやすく聞こえる(笑)。ヨーロッパに行くと、下手くそな英語で話しかけてくるドイツ人とかイタリア人とかいますけど、逆に聞き取りやすいし、こちらの英語も通じるのでコミュニケーションしやすかったりしますでしょ。あんな感覚ですね。

ちなみにこのお姉さん方、最近まで活動されてたようですね。プロフィールみるとスペイン出身で西ドイツでデビューしたそうで。世界で1600万枚売れたメガヒット曲なんだそうですが、アメリカでは全然売れてなかったんだそう。英語圏じゃない人にウケたんでしょうね。日本も同じですが。