7月の御点前

今月は「シャツ&ジーンズ 2021」ということで、昨年夏のお題をもう一度取り上げてみました。シャツもジーンズもいろんなタイプ、デザイン、色柄がありますので、着こなし方は無限大ですが、なぜかファッション業界人には一様の傾向が見られたりするもんで、そこがまた面白いところでもあります。

そんな業界の諸先輩方の着こなしは、あらためて動画でご覧いただくとして、今日のアタシは「昭和のオンザビーチ」をイメージして、ちょいと不良な着こなしです。

シャツは<ゼニアスポーツ>のオープンカラーで、イタリア物なんですが、どっからどう見てもヴィンテージのハワイアンというシロモノ。シルク100なんですが家でバンバン洗濯機で洗っていたら、くったりといい感じになってきました。デニムは<リゾルト>の711。まだまだ履き込んだとはいえないレベルですが、ようやくちょいとばかりアタリがついてきたかなという、育て甲斐のあるヤツです。ビーサンは<オトナコドモプロジェクト>といいまして、フットベッドに岡山県産の天然インディゴ100%セルビッチデニムを使っています。履けば履くほど味が出てくる日本製のビーチサンダルです。どこにもアメリカブランドを使っていないというのがミソ。

その代わり、小物はアメリカで揃えてみました。サングラスは<レイバン>「RB2132F」、ニューウェイファーラーと言って、ちょいとフレームが大振りです(いまのレイバンはイタリアブランドですが、DNAはアメリカってことで)。ハットはノーブランドですがMadew in USA。時計はハミルトン。

70年代に逗子・葉山あたりで遊んでた陸サーファーのイメージですね。その頃、アタシはコンチ一筋でしたので、こんなカッコはしてませんでしたけどね。この歳になると、なにもかもが懐かしいですね。