「密を避けて妄想パーティスタイル」

今年はさすがにイヤーパーティも忘年会も、遠慮せざるを得ないですが、この時季にパーティドレスが着られないのはなんとも寂しい限りです。そこで、せめて服だけでも着替えて妄想パーティに行ったつもりになってみてはいかがでしょう。

アタシの場合はブラック＆ソウルなディスコパーティに誘われたつもりで、＜Kブラザーズ＞の玉虫スーツ。Kブラといえば50年代のアメ車好きの人たちには有名な福生にあった伝説のテーラーで、数年前に惜しまれつつ閉店しました。ブラザーコーンさんの衣装も、オーダーしに行きましたねぇ。

ひとつボタンのコンポラスーツはネクタイも共地で作ってもらったものです。これもある意味スリーピースじゃないかな、と。ベルトレスパンツのハイウエストは、もう作れる工場なんてないでしょうね。シャツは＜インターナショナル ギャラリー ビームス＞のラウンドカラー、靴は＜ジョルジオ アルマーニ＞で帽子は＜ボルサリーノ＞を合わせましたよ。手にしたコートは＜ロロピアーナ＞です。

ちょっと映画のイタリアンマフィアのようでもありつつ、アメリカのテレビドラマ『マッドメン』のイメージもあり。それでいて現代的でモダンなところも感じさせるパーティフォーマル。このままDJ Mickeyのご機嫌なナンバーを回しちゃおうかなという気になりますが、そこはしばらく我慢、がまん、と。

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